Juno

梅田のガーデンシネマで Juno を見た。16歳の女の子が妊娠するところから始まって、その設定だと湿っぽい話になりそうだが、とてもドライなコメディ映画だった。登場人物も基本的にいい人ばかりだが、嘘くさくなく、適度にドライで、汗や涙などウェットな要素がない青春映画だった。設定の突飛さからは予想もつかないラストに行くのだが、とても自然に落ち着いて、この辺は脚本の巧さだろうか。アメカジファッション、チープな小道具、音楽も素敵。二回目、三回目でも楽しめそうだ。(96分)