2009-05-25 今日のご褒美 prize 鴨川ホルモーです。森見氏と同じく京都市内が舞台なので、木屋町にある阪急河原町駅の出口といわれて、状況が目に浮かぶのが良いです。でも、中身はずいぶん違っていて、男汁をふんだんにほとばしらせ、筆致の粘度の高い森見氏と異なり、比較的爽やかな青春ファンタジーです。ただ、その荒唐無稽ぶりは半端ではありません。どちらがいいかって、そんなの選べません。吉田の諸葛孔明、吉田の呂布って。鴨川ホルモー (角川文庫)作者: 万城目学出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング発売日: 2009/02/25メディア: 文庫購入: 22人 クリック: 221回この商品を含むブログ (322件) を見る