金閣寺

(たぶん)生まれて初めて金閣寺を見に行った。自宅から Door To Door で2時間。近いようで案外遠い。JR京都からバスで40分というのが、時間がかかった理由だろう。行ってから思ったのだが、阪急の西院から西大路をバスで上がっていけばもう少し早く着いたかもしれない。金閣寺は西側の山を背にしているせいか、朝に見に行くのがいいらしい。実際、10時前に着いたら、直接照らされる光と、周囲の池の水面から反射される光を浴びて、絢爛に輝いていた。見ているだけで、なんだか別の世界にいるような気分になる。

その後、途中昼食を挟んで、等持院竜安寺仁和寺を拝観した。途中の昼食は、柚多香という京料理やでお弁当をいただいた。京料理屋と行っても、洋風の自宅の1階を改修したもののようで、普通の家の玄関を開けて、靴を脱いで上がるという、「他人の家にお邪魔」している感覚だ。お値段も、2100円と(この手の料理としては)とても安い。最後は北野天満宮前の粟餅屋の澤屋で〆。相変わらず口の中でとろけるような柔らかいお餅だった。

今週は読んだ漫画もなく、1作品(しかも半分)だけ。

海辺のカフカ (上) (新潮文庫)

海辺のカフカ (上) (新潮文庫)

前に読んだ「世界の終わりと・・・」より相当面白く読んでいる。それとも村上春樹の世界に慣らされた、のかな。